当社の機械のほとんどは発動機を動力源としています。この動力源からボーリングマシン、泥水ポンプ、油圧ポンプ等を作動させ目的の動作を実現します。

溶接等で作製した金属ベースの上にボーリングマシンやポンプあるいは発動機を取り付けます。近代的な機械から見るといかにも原始的な機構に見えるかもしれません。ＳＬが現代に活躍している感じです。

こういったボーリングマシンを使って地面に穴を掘削します。これをボーリングといいます。ボーリングの目的は様々で、水井戸や地面の硬さの調査、あるいは地質の内容や状態を調査します。

私たちの機械はボーリング作業者の掘削の仕方によって仕様をカスタマイズすることがほとんどです。標準装備された仕様に手を加えて改造したり、作業しやすいように治具を取り付けたり、場合によっては金属ベースそのものを改造したりします。例えば、下の写真のような地質サンプルを採取するために当社のようなボーリングマシンが使われます。地下深部の地層の様子がよくわかる写真ですね。専門家が見ると地下何メートルの位置に地すべり面があることが判ります。